英国のアクセシビリティアプリ、日本の地方路線への提供契約を締結
Transreportによると、2021年に開始されたこのサービスは、運営開始から3年間で20万人の乗客に利用されたということです。
英国で設立されたテクノロジーサービスプロバイダーのTransreportが、初の国際契約を締結しました。このパッセンジャーアシスタンスモバイルアプリケーションが提供されるのは、関西地方の 阪急 鉄道ネットワークです。
このテクノロジーソリューションは、英国の複数の鉄道運行会社と共同で運営されており、支援が必要な乗客が鉄道を利用する際に、旅の前にサービスを予約することができるものです。
Transreportが説明するところでは、乗客はこのアプリを使って、アシスタントの予約、アクセスのニーズ内容の伝達、座席の予約、利用した旅程のサービスに関するフィードバックを提供することができます。
Transreportによると、2021年に開始されたこのサービスは、運営開始から3年間で20万人の乗客に利用されたということです。
Transreportの創設者兼CEOのJay Shen氏は、こう述べています。「日本の鉄道システムは、間違いなく世界最高のシステムのひとつです。ですが、日本の鉄道会社は、世界中の多くの鉄道会社と同様に、アシスタンスサービスを提供する上で、ますます大きな課題に直面するようになっています。
「日本の鉄道会社との概念実証により、当社の技術が運行会社の業務効率の向上、コストの削減、収益の向上、顧客満足度の向上に役立つことが証明されました。何よりも重要なことに、毎年、何百万人という身体障がいのある方や高齢者の方々に肯定的なインパクトを提供できます。」
日本の鉄道網には全国に9,700駅があり、毎年200億回の乗車数が記録されています。新幹線のようなイノベーションによって、日本の鉄道は何世代にもわたって世界をリードしてきました。
日本の権威ある先進的な鉄道ネットワークと協力できることを嬉しく思うとともに、何百万人という人々の旅行体験を変革する手助けをする企業として当社が選ばれたことを誇りに思います」とShen氏は付け加えました。