3月8日は、女性の社会的、経済的、文化的、政治的業績を讃える世界の記念日です。この日は、女性の平等に重点を置いて全世界的な行動を呼びかけます。国際女性デー (IWD) は、1世紀以上も続いてきました。初めてのIWD集会は1911年の出来事で、100万人を超える人々の支持を集めました。IWDは、国や団体、組織に固有のイベントではなく、あらゆる場所のすべての人の集団的な記念日です。
毎年、国際女性の日を祝いながら、女性による業績と女性の直面する課題への認識を深めています。今年のテーマは「#公平性を愛そう (#EmbraceEquity)」で、とりわけ「すべてをデジタルに:ジェンダー平等のためのイノベーションとテクノロジー」という国連のテーマを重点としています。国連が 「すべてをデジタルに (DigitALL)/デジタルをすべての人に」 というテーマで強調しているのは、変革をもたらす技術・デジタル教育を公平に、すべての人に包摂的に提供する重要性とニーズです。
国連も、その他多くの組織も、女性が直面するさまざまな問題を全世界で強調しています。国連は、デジタル技術を取り巻く性差が存在すること、それが経済的、社会的不平等を拡大していることを認めています。今年のテーマは、デジタル製品やツールを公平に、誰もが利用できるようにするため、デジタル技術へのアクセス改善に取り組むすべての関係者の役割を強調しています。その一環として、変革を実現する技術・デジタル教育を最前線で主唱する女性たちを讃えて祝福しましょう。
#公平性を愛そう (#EmbraceEquity)/受け入れよう
「#公平性を愛そう (#EmbraceEquity)」は、2023年度国際女性デーを祝うメッセージに添えるハッシュタグです。公平性は、ただ「あったらいい」ものではありません。「なければならない」ものです。男女間の公平について、そして「公平」と「平等」は違うものだという点に、社会が注目しなければなりません。
「平等」とは、すべての個人やグループに同一の機会やリソースを与えるという考え方です。一方、「公平」とは、各個人の背景や状況は異なるため、平等な結果を達成するには違ったリソースを提供する必要があるという認識です。「平等」はゴールであり、それを達成するための方法が「公平」なのです。
今年の「#公平性を愛そう/受け入れよう」キャンペーンは、「機会平等だけではなぜ足りないのか」を全世界の人々に考えさせることにあります。一人ひとりの個人は、それぞれに違う場所や背景から人生を歩み始めます。そこで、本物の包摂性と自分の居場所だという帰属感を実現するには、公平な対応が必要なのです。「公平性を受け入れる」ことは、私たち全員にできることです。そこで、「公平」をただ言葉や文字にすることではないという点が重要です。すべての人を受け入れる包摂的な世界作りには、「公平」を真剣に考え、大切に受け入れる必要があるのです。「公平性を受け入れ」て優先課題にすれば、同時に多様性と包摂性も大切にすることになります。
Transreportは「公平性を受け入れ」て進みます
今年のテーマ、「#公平性を愛そう/受け入れよう」は、すべての女性たちが同レベルで参加できるようにするには、誰もが輝く機会を作り、私たち全員で努力することがどれほど重要かを強調しています。今年のテーマの一環として、Transreportで働く数名の女性をご紹介します。このテーマには自分にとってどういう意味があるのかについて、Transreportで働く経験に基づいて話してくれた女性たちです。数名の同僚たちのメッセージを以下で紹介します。
「伝統的に男性優位の業界で働いていると、圧倒される感じがすることもあります。しかし、Transreportのような会社で働くと、性別に関係なく各自のスキルを認めてくれるため、それが大きな違いを生むことになります。女性が各自の役割を通じてテクノロジーと技術革新を大切にするよう奨励すれば、公平にすべての人を受け入れる包摂的な共働の環境を作るのに役立ちます。同じリソースや機会に誰もがアクセスできるよう徹底する対策を取れば、本当の意味で平等な労働力作りに役立つことでしょう。」します」。
「女性のリーダーシップを尊重し、奨励する職場文化を確立することを専門に努力してきました。特に、伝統的に男性優位のテクノロジー業界ではなおさらのことです。具体的に目に見える手段を取って男女間の不平等を改め、誰もが受け入れられて支え合い、尊重し合う職場環境を育てることに私たちは取り組んでいます。それには、この分野で女性に提供するキャリア機会を増やすことが不可欠だと考えています。テクノロジー業界でも他の業界でも、国際女性デーを祝うことは、女性のためにもっと公平で適正な未来を達成する努力を続けることを忘れないために役立つでしょう。」
「自分の力には限界がないことをすべての女性に気づいて欲しいと思います。自分を信じて、やりたいと思うことをやってみましょう。」
エマ・パートロウ
アクセシビリティ・包摂性マネージャー
自分にとって『公平性を受け入れる』というのは、誰もが同一レベルで参加できる場を整備するため、まだたくさんの仕事が残っている、平等の推進は私たち全員の役割だ、と認識することです。職場の多様性、公平にすべての人を受け入れる包摂性は、ただの「よいこと」ではなく、皆が自分の実体験を職場に持ち込めると感じながら力強いチームを作るために必要不可欠なものです。」
「Transreportは、性別に関係なく、同僚全員に等しい価値があることを本当の意味で感じた初めての会社です。女性が会議の席で重要な意思決定を下し、将来の計画に関与する利点を認める会社を見つけたのは本当に嬉しいことです。仕事でも人生でも、すべての人に自分だけのユニークな経験があります。本物のイノベーションは、誰もが活躍しながら各自の経験から学んだスキルを共有できる環境から生まれます。女性は素晴らしい存在であり、テクノロジー業界の価値を大幅に高めることができるでしょう。Transreportの女性は、確かにそれを全員が実行しています!
ソフィ・ワイリー、リサーチおよびプロジェクトアナリスト
「国際女性デーは、すべての業界に与えることが可能な女性のインパクトを私たち全員が認識するチャンスです。技術セクターの完全な平等と多様性を実現するには、まだ長い道のりがあります。Transreportは、この業界で平等が可能だというだけでなく、平等の問題に対処すればどれほど成功できるかも実証しています。」
Transreportでは、当社の組織、企業精神、価値観に対する同僚の皆さんの献身と真剣な取り組みに感謝しています。当社を成功に導くためにその一人ひとりが注ぎ込む熱意と努力を認めてお礼します。そのため、2023年の国際女性デーをTransreportの全女性従業員に対する特別な感謝の日とします。Transreportには、組織全体に力強い女性の存在があり、その女性たちの貢献が当社の成長を形作る重要な役目を果たしてきました。
その感謝の印として、国際女性デーを祝い、Transreportの全従業員の半日休暇を認めることを発表します(これは当日でも、後日2023年5月末日までに利用してもかまいません)。この特別休暇を利用して、大切な方と過ごす時間を作ったり、趣味に没頭したり、くつろいで再充電するなどに役立ててください。
2023年国際女性デーに、Transreportは以下の行動を継続することを誓約します:
- 女性の業績を祝福します
- 性差に基づく行動や思い込みを指摘して改めます
- 性差に基づく固定観念、差別、偏見に挑戦します
- 男女平等の精神を維持します
- 女性のポジティブな「見える化」を力強く進めます
上の誓約に加え、社内で全従業員を対象に性別多様性トレーニングプログラムを開始します。性差に関する基本的な知識を提供し、職場の性差に関する理解、性自認と表現の支援を重点的に学びます。全従業員が互いに調和して働くために必要な知識を得るよう徹底し、最終目標である平等を目指して公平性を受け入れながら進みます。