2020年に始まった南アジア文化遺産月間 (SAHM) は、毎年7月18日から8月17日までの1か月です。SAHM(南アジア文化遺産月間)中は、南アジアの歴史、文化、共同体をさまざまな形で讃えて祝います。「南アジア」は、アフガニスタン、バングラデシュ、ブータン、インド、ネパール、パキスタン、スリランカ、モルジブの人々の民族的背景を表す言葉として1980年代に紹介されました。
個人のストーリーのパワーを通して文化を理解することから、21世紀の南アジア共同体とそのアイデンティティを探り、南アジアの文化遺産を形作る歴史の動きを振り返るチャンスが生まれます。
Transreportでは、毎月最終金曜日に全社員を対象とする「多様性・包摂性フォーラム」を開いていますが、今月はこのフォーラムでも南アジア文化遺産月間を祝います。
今年7月の「多様性・包摂性フォーラム」では「プライド月間」をテーマに、全世界のLGBTQ+の権利を取り巻く状況を検討しました。その後、職場で同僚をサポートし、仲間として共働する方法について討論しました。社員の25%が南アジア人だと自認しているTransreportでは、社内でもSAHMを祝うことを楽しみにしてきました。そこで2023年は「伝えたいストーリー」をテーマに、皆で参加したいと考えたのです。
7月28日金曜日には、2023年のテーマ、「伝えたいストーリー」として、当社QAエンジニアのシルパ・アワスチが自分の体験談を話してくれました。シルパは、イギリスに移住して気の合った仲間同士のコミュニティを見つけた頃の写真や思い出を紹介し、友人達とさまざまな行事を祝う様子を話してくれました。討論で人気を呼んだのは、南アジア料理とその世界の料理への影響という話題でした!南アジア文化遺産月間を祝うことがなぜ重要なのかを質問されたシルパさんは、次のように答えています。
「自分自身が南アジア人であることを考えると、お互いの理解を深める上で、南アジア文化遺産月間は非常に重要だと思います。お互いをもっとよく知る機会になり、自分もイベントに関わることができて嬉しいです。」
このストーリーを紹介してくれたシルパさんに感謝します。あなたも、何か紹介したいストーリーがあれば、ソーシャルメディアを通じてご連絡ください。お話を聞けるのを楽しみにしています!